2017年12月06日
葬儀の際の挨拶で感謝を伝えるということ
葬儀の際に行うあいさつの中で、故人との思い出を話す人もいます。香典返しの中にあいさつ文を入れて、そこでも思い出などを綴る人もいます。どんな人でもいいところはあるでしょう。あまり悪く言う人はいないと思いますが、相当苦しいことがあった場合には言ってしまうかもしれません。
挨拶で故人に感謝の気持ちを伝える人もいます。言葉にして伝えることができなかったことを最期のお別れの時に伝える、というのはよいことです。亡くなってしまってからでは本人にしっかりと伝えることはできないかもしれません。
残された人の身勝手だと思われるかもしれません。でもそこで伝えておかなければ、後悔をしてしまうこともあるでしょう。挨拶はお別れの言葉ともなってしまうことがあるので、気持ちを伝えるということは大事です。一般葬であれば、遺族の知り合いというだけで参列をする人もいるでしょう。亡くなった本人のことはあまり知らないという人もいます。そういう人たちに知ってもらうためにも、感謝の気持ちを伝えるということは大事です。様々な挨拶の形がありますが、本当に気持ちを伝えたいのであれば、用意された文章を読むだけではなく、自分の言葉で話すつもりで挑んだほうがよいでしょう。ある程度まとめられたひな形もあるかもしれませんが、そこにプラスをして気持ちを伝えるような形で文章を作成してみるというのも良い方法です。最期の言葉になってしまうという自覚も持ったほうがよいでしょう。