葬儀業者と式場の選び方のポイント
葬儀といえば、一昔前は自宅で執り行うことが主流でした。しかし近年では会場を借りて行うことが多くなってきています。マンションに住んでいて自宅では執り行うことができないという人もいれば、準備や後片付けが大変だからという理由の人もいてそれぞれ違いがありますが、式場を借りた方が楽ということは間違いありません。しかし一口に会場を借りるとは言っても、公営の斎場もあれば業者が所有している会館、寺院などの貸式場もあります。それぞれに特徴には違いがあるので、よく比較してから選ぶようにしておくことがポイントです。業者の会館の場合には、業者に依頼すればその会館を利用することになるので悩む必要はなく、宿泊することができたりと施設設備が整っていることが大半です。しかし、その分利用する費用も高額ということが多いというリスクもあります。自治体の公営の斎場は比較的安価ですが、設備がそれほど整っていないことも多いです。選ぶ際には料金の面が気になるというのは当然のことですが、料金以外にどの場合でも当てはまることが、立地条件の良し悪しです。遠方からの参列者が多い場合には、駅や空港など公共交通機関から近場の会場にしておかないと、参列者の負担となってしまいます。距離がある場合には、会場からバスが出ているのかなど考えなくてはならないことも増えます。泊まりとなれば宿泊先のことも考えておかなくてはならないので気をつけましょう。近場から自家用車で参列する人が多い場合には、駐車場の多い会場を選んでおくようにしましょう。
葬儀は故人と家族のためだけではなく、参列者のこともよく考えてみんなが納得でき満足度の高いないようにすることができるのかが重要なポイントとなってきます。いつ執り行わなくてはならないのか、日程があらかじめわかっていることではないからこそ、予定していた会場が予約でいっぱいで借りることができないということもあり得ます。一つだけに決めておくのではなく、いくつか候補をあげておくようにするといざという時に困る事態を避けることができるようになります。参列者の人数がどれくらいになるのかという点も、選ぶ際には無視することができず、参列者の年齢層にも注目しておかなくてはなりません。あまりに長引く内容となれば参列者にも負担となってしまいます。式場と火葬するところが隣接しているのかということも視野に入れて考えておくようにしましょう。
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新社会人朝倉の知っておきたかった葬儀の知識
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